熊谷を支える多彩な産業

熊谷の伝統産業というと、熊谷染が挙げられます。
熊谷は、張物業、上絵職、染物職、縫箔職、形刻職、形付職など、染色業に関わる業者が集まって一大染色町を作っているという、全国にも珍しいところです。
その理由として、この地は周辺に養蚕や綿の栽培が盛んにおこなわれていることもあり、戦国時代から武蔵木綿や、綿織物の熊谷白など織物の産業で知られ、星川など、荒川の伏流水による良質な水が豊富にあることから、江戸時代には藍染めが盛んに行われるようになってきたといわれています。
熊谷染の手法には、小紋と友禅があります。
どちらも主要な産業ですが、特に手描き友禅と江戸小紋は埼玉県の伝統的手工芸品に指定されています。
中でも手染め友禅は、美しい色と模様の洗練された織物として人気です。

 

豊かな自然に恵まれている熊谷は、農業も大きな産業です。
最近人気なのは、ミニ野菜「ミニくま」シリーズです。
おいしいだけでなく、小さい使いきりサイズなので無駄がなく、持ち運びにも便利な点が人気です。
ミニ野菜の種類は、今はまだ少なく、販売も秋から冬にかけての期間限定で、生産量もまだ少ないですが、とてもおいしいと評判です。

 

フライや熊谷ホルどん、伝統的な名家五家宝など、オリジナルグルメも熊谷の大切な産業です。
毎週日曜日に行われている星川あおぞら市で、旬の果物や野菜、うどん、焼きそば、お菓子などの特産品を販売しているので、出かけてみてはいかがでしょうか。